FA・丸が悩み抜いている理由はロッテ・井口監督と広島からのラブコール

2018年11月29日

FA宣言した広島・丸佳浩の去就が注目されている。11年間プレーした広島への愛着が強く、残留を基本線に考えているとみられるがまだ結論を出していない。その理由は意外なところにあった。「丸はロッテの井口監督のラブコールが心に響いたみたいです。地元・千葉の球団というのもありますが、それより熱意ですね。6年総額30億円と言われる大型契約に加えて井口監督が自身のつけている背番号6、監督手形も提示した。

 ロッテはパリーグだし資金力で巨人に劣る。FA宣言前は広島、巨人の二者択一と予想されていましたが、大どんでん返しがあるかもしれません」と球界関係者が明かした。

 丸がロッテと都内で交渉したのは24日。同席した井口資仁監督は約40分間話し合い、「こっちの話も真摯に聞いてもらえたし、熱い話ができたというか、互いに意見を言えた。良い感触でした」と手応えを強調した。また、自身がつけている背番号「6」を提示した真意を聞かれ、「ひっくり返すと(丸が広島でつけている背番号)9ですから。もし来てもらえるなら、是非つけてほしいなという思いがある」と熱弁した。05年以来13年間リーグ制覇から遠ざかっているロッテは打線の軸としてのどから手が出るほど丸を欲しい。広島が提示した4年契約に対し、異例の6年という長期契約を用意したのも本気度の表れだ。ファミリー色が強い雰囲気もプラスに働く。精神的支柱の鈴木大地、今年ブレークした和製大砲・井上晴哉、高校時代に同じ千葉でしのぎを削った唐川侑己ら同学年の選手が6人も在籍している。井上が「ロッテに来ることができたら仲良くしたいですし、一緒に頑張りたい」と共闘を呼びかければ、唐川も「来ることになればチームにプラス。(千葉県出身で)地元だし、盛り上がると思う」とラブコールを送った。

 ロッテの誠意は伝わっている。だが、広島へ感謝と恩義の気持ちが強いから悩む。丸をイメージキャラクターに起用している広島県のもみじ銀行は24日の中国新聞で残留の希望を込めたメッセージとも取れる広告を掲載。「まるっとサポート! まるごとおまかせ! 広島でずっと快適カーライフを!!」とカーライフの宣伝の文章で、「まる、まる、広島でずっと」の文字だけ太字になってた。このメッセージに、「広島ファンの想いが凝縮されている。感動した」、「この思いが丸に届きますように」と賛辞のコメントがネット上で殺到した。

 広島、ロッテに比べて本命視された巨人だが旗色が悪い。24日に都内で行われた交渉で原辰徳監督が同席。豊富な資金力を盾に広島、ロッテを上回る5年35億円といわれる破格の条件を提示したとみられるが、「丸は繊細な性格で家族と過ごす環境を大事にしています。巨人は常に注目される環境で落ち着かない。FAで他球団から来た選手たちが力を発揮できずに苦しんでいる姿もマイナスに働いている。丸本人はお金に大きなこだわりはないしどうですかね」(前出の球界関係者)。月内に判断を下すとみられ、リミットが迫ってきた。丸が野球人生で最も悩みぬいて出した結論が注目される。(本誌取材班)

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181129-00000077-sasahi-base

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